体操の杉原愛子選手が、オランダ・ロッテルダムで開かれている世界選手権で、女子団体総合の銅メダルを取りました。
決勝は10月21日。日本女子の団体の表彰台は、1966年大会以来で、60年ぶりです。表彰台が決まると、杉原選手は声を上げて号泣しました。
杉原選手は、2022年にいったん第一線から退き、2023年に戻ってきた選手です。去年の世界選手権では、種目別のゆかで金メダルを取っています。
この記事では、団体決勝で何が起きたのか、杉原選手が予選のあとにチームにかけた言葉、そして復帰までの歩みを、読売新聞・時事通信・デイリースポーツの記事から順にまとめました。
この記事でわかること
・世界体操の女子団体決勝で、日本が60年ぶりに表彰台に立つまで
・予選5位のあと、杉原選手がかけた言葉
・第一線から退いた杉原選手が、世界の表彰台に戻るまで
世界体操の女子団体決勝で、何が起きた?
【体操 世界選手権 女子団体総合決勝】
日:2026年10月21日
場所:オランダ・ロッテルダム
日本の成績:164.063点で3位(銅メダル)
1位:中国/2位:米国
読売新聞によると、日本は164.063点で銅メダルに輝きました。頂点に立ったのは、米国の8連覇を阻んだ中国で、2位が米国です。時事通信は、日本がこの大会でロサンゼルス五輪の切符を獲得した、と伝えています。
時事通信は、日本の演技の流れを伝えています。出だしの平均台で上々の滑り出しを見せ、強みとする2種目めのゆかで3位に。同じ班で回っていた4位のフランスとは僅差でしたが、次の跳馬で突き放しました。
最終種目の段違い平行棒の得点が表示されて、表彰台が決まります。読売新聞は、日本の選手たちが悲鳴に近い叫び声を上げ、選手やコーチらが歓喜の輪を作ってともに涙を流した、と書いています。
過去に日本女子が世界選手権の団体で表彰台に上がったのは、1962年と1966年の2度だけ。五輪では、1964年の東京大会の3位だけだ、と時事通信は伝えています。
表彰台が決まって、杉原愛子選手が話したこと
表彰台が決まったあと、杉原選手は何と話したの?
時事通信によると、表彰台が確定すると、杉原選手は声を上げて号泣しました。その後、こう話しています。
感謝の気持ちでいっぱい。最高の一日
日本は、決勝の3日前の予選では、重圧からミスが相次いで5位でした。その後のミーティングで、杉原選手がチームにかけた言葉を、時事通信が伝えています。
「無欲、無心。楽しんだら絶対に結果はついてくる」。緊張感から解放された5人は、のびのびと演技した、と記事は書いています。
決勝では、選手の配置も大きく変わりました。読売新聞によると、日本協会の村上茉愛女子強化本部長が、今回の採点の傾向を「跳躍が高く、着地のさばき方がうまい選手の得点が伸びている」と分析し、その見立てに基づいて選手を起用しました。
村上本部長は、試合のあとにこう話しています。「最高すぎる。目標の金メダルに届かなかった悔しさはあるが、『(五輪の目標は)金メダル』と胸を張って言えるところに立てた」。
第一線から退いた杉原選手が、戻るまで
デイリースポーツの去年10月の記事によると、杉原選手は2016年のリオデジャネイロ五輪と、2021年の東京五輪の代表でした。
東京五輪のあと、2022年に第一線から退きました。復帰したのは2023年。2024年のパリ五輪には、補欠として帯同しています。
去年5月のNHK杯では、10年ぶりに優勝しました。そのときの言葉を、同じ記事が載せています。「花が咲く時期は人それぞれ違う。こういうふうに花を咲かせることができてうれしい」。
そして去年10月、6年ぶりに出た世界選手権の種目別のゆかで、金メダルを取りました。日本女子のゆかの金メダルは、2017年と2021年の大会の村上茉愛さんに続いて、史上2人目でした。同じ大会の平均台では、銅メダルも取っています。
まとめ
杉原愛子選手は、体操の世界選手権の女子団体総合決勝(10月21日)で、日本の銅メダルに加わりました。
日本女子の団体の表彰台は、1966年大会以来で60年ぶりです。
2022年にいったん第一線から退き、2023年に復帰。去年の世界選手権では、種目別のゆかで金メダルを取っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
出典
- 読売新聞オンライン「世界体操で60年ぶりメダルの女子代表、決勝で変更した選手配置ピタリ…村上茉愛本部長「最高すぎる」」(2026年10月22日) https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20261022-GYT1T00101/
- 時事ドットコム「日本女子、結束して新たな歴史 「無欲無心」で表彰台―世界体操」(2026年10月22日) https://www.jiji.com/jc/article?k=2026102200323&g=spo
- デイリースポーツ online「杉原愛子が種目別床で涙の金メダル!村上茉愛に続き日本女子史上2人目の快挙」(2025年10月25日) https://www.daily.co.jp/general/2025/10/25/0019631497.shtml

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